持続可能な資源の利用

当社では、循環型社会の実現をめざし、3R(Reduce=発生抑制・Reuse=再使用・Recycle=再利用)の考え方に基づいて廃棄物削減に取り組んでいます。

取り組み事例

廃プラスチックの再資源化

外観不良等で廃棄となったホイールキャップやエンジンカバーは、東大垣工場内のリサイクルセンターで粉砕・リペレット加工し、新たな樹脂材料として再生しています。
粉砕機
粉砕機
リサイクル機
リサイクル機
再生材料
再生材料

チューブレスバルブスクラップゴムのリサイクル

当社ゴム配合技術と再生ゴムメーカー処理技術を融合させることによりタイヤバルブ成形時に発生するスクラップゴムを再利用することを可能としました。

廃プラスチックのマテリアルリサイクル化

若柳工場で樹脂の廃プラスチックのマテリアルリサイクル化※1を実施し、年間の廃棄物量を55t削減しました。廃棄物削減に向けて、樹脂の廃プラスチック、SBRゴム※2、ウレタンの有価マテリアルリサイクル化実現のために活動を推進していきます。

※1 マテリアルリサイクル化:廃棄物を新しい製品の原料として再利用すること
※2 SBRゴム:スチレンブタジエンゴムという天然ゴムに近い性質をもつ合成ゴム

 

システム改良により樹脂廃棄量を削減

北大垣工場のウレタン樹脂注入機は停止中に主剤と硬化剤が反応し硬化するのを防ぐために毎回材料の捨て打ちをして廃棄しておりました。

設備の停止信号を自動で読み取り、停止中にはウレタン樹脂を硬化させないで自動注入するようにシステムを改良しました。これにより、捨て打ち分の廃棄量を39%削減しました。