グローカル(地域社会)

私たちは、地域社会との密接な連携と協調を図り、社会の持続的発展に貢献するとともに、様々な社会貢献活動(学術・文化・スポーツ支援、ボランティア活動参加支援、国際社会貢献等)を行い、地域社会との絆を築きます。

地域社会貢献の考え方

私たちが事業活動を行う各地域が発展し、私たちもともに成長するためには、地域社会への理解と貢献が欠かせません。

地域社会との密接な連携と協調を図り、地域社会の持続的発展に貢献するとともに、さまざまな社会貢献活動(学術・文化・スポーツ支援、ボランティア活動参加支援、国際社会貢献、生物多様性保全活動等)を行い、地域社会との絆を築きます。

地域社会との共生

地域の祭りに参加

2023年10月に、本社のある岐阜県大垣市の、大垣駅前通りにおいて十万石まつりが開 催され、若手中心に約70名の社員が企業みこしの練り歩 きに参加しました。 今年は、はっぴ・のぼり・横断幕を一新し、4年ぶりの参 加となりました。当日は、「くじらみこし」を掲げた練り歩きや、 祭り男の掛け声とともに、みこしを中心としたパフォーマ ンスで盛り上げました。

障がい者支援活動

当社では、特別支援学校からの就労体験の受け入れや、障がい者施設で製作したお菓子等の社内販売を各工場で定期的に行い、社会福祉への貢献活動を行っています。

交通安全活動

当社は、交通安全の啓発活動として、近隣小学校への交通安全テキスト配布、保安員による登校時の見守り活動、交通安全を呼びかける横断幕の設置などを行っています。

タイヤ空気圧チェック啓発活動

2023年4月、岐阜県内のショッピングセンターで「タイヤ空気圧の啓発キャンペーン」を開催し、2日間で約320名のドライバーの方に、空気圧管理の重要性についてご理解いただきました。
 

ボランティア清掃活動

当社では、定期的に各工場周辺のゴミ拾いなどの美化清掃活動を行い、地域の一員として身近な環境保全に取り組んでいます。

次世代育成

こどもの居場所づくり支援

子どもたちの居場所づくりに取り組む市民団体などに継続的な支援を行っています。子どもたちの居場所づくりに取り組む市民団体などに継続的な支援を行っています。2023年度は、計350万円と教育備品などを寄付しました。

工場見学、インターンシップの受け入れ

当社は、ものづくりの現場をより多くの皆様に知っていただくため、大学や高校などの学生を対象としたインターンシップ(就労体験)や工場見学の受け入れを行っています 。

学生へのSDGs教育

岐阜協立大学の企業人育成課程で、当社の社員が講師となり、サステナビリティや技術開発の取り組みについて講義を行いました。

ぎふ地球環境塾

住産官学が連携して、地域の小学生とその保護者を対象に、当社社員が講師となって環境問題について講義しています。地球温暖化が及ぼす影響や、温室効果ガス削減のために私たちができることについて考えました。2023年は、地域の小学生とその保護者に「クルマ」と「カーボンニュートラル」の関係の理解を深める環境教育を行いました。

小川科学技術財団

小川科学技術財団は、科学技術の振興と地域産業の発展に寄与することを目的として、1985年に当社の創業者故小川宗一が設立した財団法人で、2010年12月1日より公益財団法人として認可されました。毎年、岐阜県内において科学技術に関する学術・教育および試験研究を行っている研究者や産業振興団体等に助成を行っています。

2023年度は23件の研究に対し、総額1,419万円の助成を行いました。

小川科学技術財団Webサイト

スポーツ振興

ソフトテニス部

当社のソフトテニス部は、岐阜県からの強化指定を受け、男子・女子ともにトップリーグである「STリーグ」に所属、全国の大会で活躍しています。また、岐阜県を拠点としてプロリーグやトップリーグで活躍する他の12チームと連携し「GIFUNITE(ギフユナイト)」を設立しました。大垣工業高校との合同練習で指導を行うなど、地域との交流を図りながらスポーツ振興に努めています。
女子ソフトテニス部のメンバー
女子ソフトテニス部のメンバー
男子ソフトテニス部のメンバー
男子ソフトテニス部のメンバー
ソフトテニス部サイト

大垣ミナモソフトボールクラブ

大垣ミナモソフトボールクラブは、当社を含む11社の支援企業と自治体等により運営され、日本女子ソフトボールリーグ機構「JDリーグ」に所属しています。また、設立当初から会長が 「大垣ミナモソフトボールクラブを育てる会」の会長を務め、クラブの強化と発展に尽力しています。

大垣ミナモソフトボールクラブサイト

FC岐阜

当社は、J3に所属する「FC岐阜」のトップパートナーとして、グループをあげて「FC岐阜」を応援しています。

FC岐阜 Webサイトへ

トヨタ ヴェルブリッツ

当社は、ラグビー新リーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」のディビジョン1(1部)で戦うトヨタ自動車(株)ラグビーチーム「トヨタヴェルブリッツ」を応援しています。

FC岐阜 Webサイトへ

モータースポーツ支援

ダカールラリー

約2週間かけて砂漠や荒野などの道なき道を約8,000㎞を走り切り、タイムを競うダカールラリー。当社は、モータースポーツの普及、発展につながる活動として、トヨタ車体㈱様の「Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY」と、日野自動車㈱様と日本レーシングマネージメント㈱様の「日野チームスガワラ」を応援しています。
市販車部門9連覇の「Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY」  (画像提供:トヨタ車体㈱)
市販車部門9連覇の「Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY」  (画像提供:トヨタ車体㈱)
     トラック部門完走の「日野チームスガワラ」      (画像提供:日野自動車㈱)
     トラック部門完走の「日野チームスガワラ」      (画像提供:日野自動車㈱)

防災・復興支援

地域との防災協力

当社では、災害発生時、企業が保有している組織力や資機材・技術の提供、従業員による救助活動、一時避難所としての社有施設の開放などを検討し、地域と協同・連携することにより災害に強い地域をつくる活動を推進しています。2021年には、本社のある岐阜県大垣市の地域住民の皆様が、災害避難場所が不足した際に、当社本社の食堂をご利用いただけるように、大垣市と防災に関する協定を締結しました。

災害復興支援

当社は、国内外で大規模災害が発生した際などに、被災者救援を目的として社内で義援金募集活動を行い、寄付を行っています。近年では、2017年九州豪雨による福岡県、2018年台湾地震及び西日本豪雨、2019年台風19号による東北地方、2020年7月豪雨による飛騨地方の被災地に義援金を贈りました。

防災力の担い手拡大

救命処置やAEDの知識・技術および、普通救命講習を行う資格を持つ応急手当普及員の拡大に努めています。16人の応急手当普及員が、社内で343人の普通救命講習の指導を行いました。(2024年1月末時点)

生物多様性

太平洋里山の森

太平洋工業グループは、岐阜県ならびに大垣市と「企業との協働による森林づくり」協定を締結し、岐阜県大垣市上石津町内の「太平洋里山の森」において、里山づくり活動を推進しています。この活動は、2009 年2月から10 年間の計画で、地域の安全・安心で潤いのある生活空間を守るための森林整備や、里山を利用した森林環境教育の推進など、地域一体となった総合的な里山づくりを推進していくものです。2019年3月には、2029年までさらに10年間計画を延長しました。
「太平洋里山の森」を森林環境教育やボランティア活動の場とし、活動に参加する人々が、その活動を通じて人と自然との関係を学び、循環型社会について意識を持ってもらうことや、森林・環境問題等への理解を深める機会としています。これまでの活動参加人数累計は3,800名、植樹本数は1,665本となりました。 
イベント参加者の集合写真
イベント参加者の集合写真
10周年記念植樹
10周年記念植樹
昼食のふるまい
昼食のふるまい
「太平洋里山の森」は、大きく2つのエリアに分かれています。
1つは、「植樹エリア」で、里山の機能と景観を考慮し、日本の里山を代表する落葉広葉樹であるコナラやクリ、里山を彩る美しい野生のヤマザクラ等を植樹しています。
もうひとつは、「保育エリア」で、除伐、間伐、下草刈り、遊歩道整備など、森林整備及び森林環境教育フィールド整備を実施しています。

水門川いきいきプロジェクト

当社は、大垣市環境市民会議が主催する「水門川いきいきプロジェクト」に参画し、近隣小学校が実施する「カワゲラウォッチング」のサポートを行っています。 身近な河川に生息する生き物を観察することで、水質保全や環境問題、生物多様性への理解を深めるきっかけになるよう、継続的に支援しています。2023年6月は、近隣の小学生55名が水生生物のカンサツを行い、当社従業員が活動をサポートしました。

タイでのマングローブ植樹活動

タイでは、継続的にマングローブの植樹活動を行っています。この活動には社員やその家族も多数参加し、マングローブの森の保全や再生に取り組んでいます。2023年2月、タイPacific Industries(Thailand) Co., Ltd.の130名が参加し、マングローブの森林へ640本を植樹しました。コロナ禍の影響で3年ぶりの植樹活動でした。

グローバル

途上国の教育支援

タイなどの途上国では、特に地方の小さな小学校で教育施設の未整備や備品が不足している現状があります。 タイのPacific Industries(Thailand)Co.,Ltdでは、毎年近隣の小学校に寄附を行っています。

地域社会への貢献

2023年1月、韓国・太平洋バルブ工業株式会社が梁山市にある、社会福祉法人「愛育園」に50万WON(約5万円)分のトイレットぺーパーやマスクを寄付し、あわせて清掃活動も行いました。

米国Schrader-Bridgeport International, Inc.では、2022年から地元バージニア州の子どもたちに日本文化である折り紙をプレゼントする活動を始めました。人気があった日本のキャラクターを折って、これまでに約250個プレゼントしました。
韓国PVIが愛育園にトイレットペーパーなどを寄付
韓国PVIが愛育園にトイレットペーパーなどを寄付
米国SPUで地元の子どもたちに折り紙をプレゼント
米国SPUで地元の子どもたちに折り紙をプレゼント

地域文化遺産の保全

フランスの文化遺産であるジュー城の修復プロジェクトに寄付し、地域文化遺産の保全に貢献しました。当社とフランスのSchrader SASより計2万ユーロ(約250万円)を寄付しました。

その他

「グローカル」を合言葉に、世界各地で、地域社会の支援を実施しています。
タイPITが近隣小学校にスポーツ用品などを寄付
タイPITが近隣小学校にスポーツ用品などを寄付
米国SPUがインターナショナル・フェスティバルに参加
米国SPUがインターナショナル・フェスティバルに参加