当社では、循環型社会の実現をめざし、3R(Reduce=発生抑制・Reuse=再使用・Recycle=再利用)の考え方に基づいて廃棄物削減に取り組んでいます。
取り組み事例
廃プラスチックの再資源化
外観不良等で廃棄となったホイールキャップやエンジンカバーは、東大垣工場内のリサイクルセンターで粉砕・リペレット加工し、新たな樹脂材料として再生しています。
チューブレスバルブスクラップゴムのリサイクル
当社ゴム配合技術と再生ゴムメーカー処理技術を融合させることによりタイヤバルブ成形時に発生するスクラップゴムを再利用することを可能としました。

廃プラスチックのマテリアルリサイクル化
東大垣工場で樹脂成形機の金型や材料の段替え時に材料を切り替えるために樹脂材料をパージ※1して廃却していましたが、このパージ材を事業者と協力して有価物として売却を開始しました。まず今年度は製造ラインを限定して実施、約4tの廃棄物量削減となりました。今後全ラインに展開を進め、年間約68tの廃棄物量削減を見込んでいます。
当社は廃棄物削減に向けて、SBRゴム※2やウレタンのマテリアルリサイクル化実現のために継続して活動を推進していきます。
※1 パージ:パージ材を取り除くこと
※2 SBRゴム:スチレンブタジエンゴムという天然ゴムに近い性質をもつ合成ゴム
当社は廃棄物削減に向けて、SBRゴム※2やウレタンのマテリアルリサイクル化実現のために継続して活動を推進していきます。
※1 パージ:パージ材を取り除くこと
※2 SBRゴム:スチレンブタジエンゴムという天然ゴムに近い性質をもつ合成ゴム

システム改良により樹脂廃棄量を削減
北大垣工場のウレタン樹脂注入機は停止中に主剤と硬化剤が反応し硬化するのを防ぐために毎回材料の捨て打ちをして廃棄しておりました。
設備の停止信号を自動で読み取り、停止中にはウレタン樹脂を硬化させないで自動注入するようにシステムを改良しました。これにより、捨て打ち分の廃棄量を39%削減しました。
設備の停止信号を自動で読み取り、停止中にはウレタン樹脂を硬化させないで自動注入するようにシステムを改良しました。これにより、捨て打ち分の廃棄量を39%削減しました。

塗装工法の変更による塗料使用量の削減
東大垣工場でホイールキャップにおいて、塗料のポットライフ※の見直しとともに、塗装工法の変更により、塗膜を均一に塗り、塗装時間も短縮する改善を実施しました。これにより塗着効率を約1.8倍向上させ、年間約228tの塗料使用量を削減しました。
※塗料混合後に使用できる最長の時間
※塗料混合後に使用できる最長の時間
