アップサイクル製品

当社は「PACIFIC環境チャレンジ2050」の達成に向けて、ライフサイクル全体でのCO2排出量の削減、廃棄物の削減、水使用量の極小化に取り組んでいます。また、環境配慮製品の開発を積極的に行い、リサイクル材の利用やリサイクル可能な製品づくりを進めています。さらに、製造過程で発生する端材や廃材に注目し、従来は活用が難しかった材料のリサイクルにも取り組んでいます。

これらの取り組みは地域社会につながりを生み、雇用創出や地域経済の活性化に寄与します。また、私たちが提供する製品を通じて、人々の環境意識の向上にも貢献します。

私たちは一歩ずつ地道な歩みを進め、持続可能な社会の実現をめざします。

自然災害への新しい備え MATOMAT
自然災害への新しい備え

防災マット MATOMAT®

収納スペースを必要としない防災マット

近年は豪雨災害が激甚化・頻発化しており、各地で多くの被害が発生するようになってきています。避難所開設の機会が増加したことで、避難所環境の重要性も高まりつつあります。「避難所において快適な居住環境を提供したい」――そのような思いから防災マット「MATOMAT」を開発しました。

「MATOMAT」は接続・分解できることが最大の特徴です。普段は学校の椅子のクッション、非常時は組み合わせて避難所に敷くマットとして使用可能です。収納スペースを必要としないため保管場所は不要です。

また、「MATOMAT」は自社の製造過程で発生するウレタン端材・廃材をクッションとして再利用した製品です。教育現場においては、着座時の身体的負担を軽減し、学習環境の改善に貢献するだけでなく、防災や環境教育の教材としての活用も期待されます。