トップメッセージ

社会に必要とされる会社とは何かを考え続け、取り組みを進めます

当社グループは、世界8カ国17社で事業を行っており、主には自動車の部品供給を通して、社会の皆様に価値を提供しております。全世界の従業員やその家族、お客様や仕入先様、株主や地域の皆様などを含めると、非常に多くの皆様とともに、日々事業運営をさせていただいております。そうした方々とのつながりを考え、将来世代への視点も含め、私たちが社会や自然環境にどのような影響を与えているかを把握し、負の影響を緩和し、プラスの影響を与えることができるように取り組みを進めていく必要があります。

当社グループは2023年4月に「思いをこめて、あしたをつくる」をパーパスと定義し、中長期経営構想「Beyond the OCEAN」、中期経営計画「NEXUS-26」を策定しました。最重要課題のひとつとして、従業員一人ひとりが力を発揮するための指標として、2024年4月に「従業員エンゲージメント」の向上を経営目標に掲げました。あらゆる従業員が力を発揮できる会社になる事により、新しい価値をつくってまいります。
当社は2023年度に新たにMSCI 日本株ESGセレクト・リーダーズ指数の構成銘柄となり、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用する6つの日本株ESG指数のうち5つに採用されるなど、サステナビリティの取り組みは着実に評価を高めています。

しかし、サステナビリティをグローバルに事業や日々の業務に落とし込んでいく道のりはまだ半ばです。パーパスを常に念頭に置きながら、社会に必要とされる会社とは何か、なぜその課題が重要なのかをそれぞれが考え、連携して取り組めるよう推進する事で、サステナビリティの経営との統合を進めてまいります。

今後とも、一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役社長