技術
シール技術
バルブコアで培った弁の開閉に伴うエアシール技術を特徴とし、ゴムパッキンによるゴムシールの他にも、鋼球によるメタルシールを採用している製品もあります。自動車のタイヤ向けバルブ、新型冷媒にも適合したエアコン向けバルブなど、多種多様な応用製品があります。
ゴムの自社配合により、空気、窒素、エアコン用冷媒、水素など多様な媒体向けのシール開発が可能です。
ゴム配合技術


各種ポリマーや薬品などを調達し、自社配合ゴムとして設計・評価からゴム精錬、加硫成形の量産まで自社で行っています。
タイヤバルブ特有技術である、黄銅ステムとの直接接着(接着剤レス)をはじめとし、用途に併せたゴム開発から製品化まで、技術・生産技術開発が可能です。
高速切削


トランスファータイプの切削機により、加工工程を細分化することにより、高い生産性を可能にしています。また、切削加工時の負荷を自動検出する機構等により、高品質を保証しています。
バルブコア組立・検査

部品組付け~加工~各種検査(寸法・画像・作動・性能)を一貫しておこなう設備で、1秒間に120個の生産が可能です。ボトリングシステム機構を採用した設備であり、高い生産性・高品質保証を可能にしています。
バルブコア一貫ライン

創業の製品であるバルブコアは、鍛造、切削、洗浄、組立、検査まで全工程を一貫ラインで生産しています。厳しい品質チェック体制により、高品質を維持するとともに、生産性の高い設備の開発により、コスト競争力も兼ね備えています。
高速検査・ロボット検査

高速検査
カムを使用した設備で製品の高速搬送をし、製品を回転させながら全体の外観検査を実施しています。製品の外周だけでなく、内部やネジの検査もAIを活用しています。

ロボット検査
少量多品種の検査にはバラ積みピッキングが可能なロボットやAIを活用した検査機で実施しています。すべてのバルブの検査が可能となっています。
冷間鍛造工程
加工工程を細分化することにより、複雑な成形を可能とすることに加え、一部製品では製品内面を鏡面に成形することを実現しており、高品質な製品を生産する技術を有しています。1秒間に100個以上の高速生産が可能です。主にアルミ、黄銅の冷間鍛造を実施しています。

