太平洋工業80年のあゆみ

  • バルブコアのパイオニアとして
  • 戦時下の発展と波乱に満ちた戦後の再建
  • 工場再開と経営の近代化
  • 世界の太平洋をめざして
  • 経営の多角化
  • 国内拠点拡充と国際化
  • 革新の時代
  • グローカル経営

2001年~2010年 グローカル経営

沿革

2001年3月
7月
8月
無担保普通社債50億円発行
米国に高木製作所との合併会社 TAKUMI STAMPING INC.を設立
本館を新築
2002年6月
11月
西大垣工場 第五工場を新設
グローバル生産累計バルブコア100億本、タイヤバルブ50億本を達成
2004年8月
9月
長期ビジョン「PACIFIC GLOCAL VISION 2015」発表
韓国に太平洋エアコントロール工業株式会社を設立
2005年2月
8月
12月
中国に天津太平洋汽車部件有限公司を設立
創業75周年記念式典開催、AED(自動体外式除細動器)寄贈他
転換社債型新株予約権付社債60億円発行
太養興産株式会社を設立
2006年12月 福岡県小竹町に県外初の九州工場を新設(プレス・樹脂製品の専門工場)
2007年2月 トヨタ自動車株式会社から軽量化・特別賞を受賞(Vパンクカバー)
2009年2月 太平洋里山の森活動スタート
2010年2月
5月
9月
トヨタ自動車株式会社から品質管理優秀賞を受賞
宮城県栗原市に東北工場を新設(プレス・樹脂製品の専門工場)
太平洋産業株式会社が十字工業株式会社を吸収合併

グローバル生産累計で、バルブコア100億本、タイヤバルブ50億本達成

バルブコアのグローバル生産累計100億本を祝う記念式典が行われ、海外会社にはテレビ会議で中継されました。

バルブコアのグローバル生産累計100億本を祝う記念式典が行われ、海外会社にはテレビ会議で中継されました。

2002年11月、当社の創業以来の主要製品であるバルブコアが、海外生産を含めた生産累計100億本、タイヤバルブが50億本を達成しました。長さ約2㎝のバルブコアを100億本並べると28万km、これは地球7週分の長さに相当します。この生産本数は、創業から72年かけて達成した偉大な記録ですが、この記録を樹立できたのは、オンリーワンの技術で他社に追随を許さなかったことをはじめ、最新鋭設備の導入、北大垣工場・美濃工場の誕生と、自動組立機の開発などにより、画期的に生産性が向上した結果といえます。また、1984年から1989年にかけて、台湾・韓国・アメリカ・タイの4つの海外拠点を立ち上げ、グローバル生産・販売体制を築きあげたことが、更に生産数を加速させました。

韓国に「太平洋エアコントロール工業株式会社」設立

牙山市に移転した工場。事業拡大に伴い同敷地内に工場を増設。

韓国でのタイヤバルブ事業が急速に衰退傾向を見せる中、韓国事業の将来を考え、2004年9月、カーエアコン用コンプレッサのアルミダイカスト部品の機械加工を行う新会社「太平洋エアコントロール工業株式会社」を設立しました。事業拡大に伴い、2007年7月には忠清南道牙山市に自前工場を取得し移転。その後も順調に業容拡大を続けています。
更に2010年1月には、一貫生産によるQCD向上を目的として、上流工程のダイカストの事業化を決定し、専用工場として第2工場を建設しました。ダイカスト事業は、韓国における新たな事業分野として今後の成長が期待されています。

プレス・樹脂事業の国内外拠点拡充

福岡県小竹町に建設した九州工場

福岡県小竹町に建設した九州工場

中国天津市にプレス事業の新会社を設立。

中国天津市にプレス事業の新会社を設立。

2005年頃から事業拡大をめざした大型戦略投資を積極的に実施しました。

海外では、2005年4月、台湾・米国に次ぐプレス事業第三の拠点として、中国天津市に「天津太平洋汽車部件有限公司」を設立しました。今後飛躍的な拡大が見込まれる中国市場を狙い、新たなグローバル生産拠点の拡充を図りました。

国内では、2008年6月、トヨタ自動車のエンジンオイル用「オイルパン」の全量生産を受けて、東大垣工場にプレス工場を増設。
オイルパンのプレス・溶接・塗装の一貫生産ラインを新設し、年間600万個の生産体制を整備しました。また、九州顧客の生産拡大に伴い、2006年12月福岡県小竹町に岐阜県外初のプレス・樹脂事業の生産拠点として「九州工場」を設立しました。

高精度プレス製品の生産体制強化

ネットシェイプ工法によるオンリーワンのものづくりを推進

ネットシェイプ工法によるオンリーワンのものづくりを推進

当社は2008年10月より、高精度プレス技術によるエンジン・トランスミッション部品の本格生産を開始しました。高精度プレスとは、冷間鍛造の持つ高精度・高機能・差圧成形を複合した加工技術で、当社が早くから着目し実用化した新技術です。

当社独自の工程設計によるネットシェイプ工法は、軽量化と低コストを実現し、環境に配慮したものづくりとしてお客様からも高い評価を得、オンリーワンのものづくりを具現化しています。

東北・中部・九州のプレス・樹脂事業三拠点体制を確立

栗原市が所有する遊休工場を借り受け、投資額を最小限に抑えた東北工場。

栗原市が所有する遊休工場を借り受け、投資額を最小限に抑えた東北工場。

宮城県・栗原市・当社との間で立地協定締結。

宮城県・栗原市・当社との間で
立地協定締結。

2010年5月、宮城県栗原市にバッテリーケースとホイールキャップの生産を行う「東北工場」を新設しました。中部・九州に続く国内第三の自動車集積地として発展が期待される東北地区には、当社の主要顧客が相次いで新工場を建設。
プリウスをはじめとするハイブリッドカー用のバッテリーケースを生産している当社は、顧客の生産移管への対応と物流費の削減を目的に、急遽東北地区への進出を決断しました。

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